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執筆者の写真Eri Tamura

私は何に囚われているのか‥

こんにちは。

一般社団法人 聴色-ゆるしいろ-傾聴協会 理事の田村えりです。

聴くオカン@傾聴セラピスト・傾聴アロマセラピスト・

傾聴カラーセラピストとして活動しています。


 

段原学区 子ども会のアロマテラピー講座で講師をするにあたって‥

私がこだわりに囚われている思いに気付きました。

そこにあった思いは「私はアロマセラピストだ」ということ。

確かにアロマセラピストですが‥

だから精油を使ったクラフトの方が良い‥という考え方が湧いてきたんです。


これまで何度か子供のクラフト講座を開催してきましたが、一つ気付いた事がありました。

それは大人より子供の方が嗅覚がとても敏感で

そして大人と子供の好きな香りが全く違う事


そりゃそうだ‥私が子供の時も

「ラベンダーの香り、いい香り~♪」なんて思ったことはなかったなぁ。なんて思い出しました。

精油を何本か準備しても、どれも好きな香りはそんなになくて

むしろ”くさい匂い”となるようです(^-^;

そして敏感なほど、気分が悪くなったりと体調に出てきてしまう事もあるんですよね‥


そこで、「あれ?これって誰が楽しむ講座だ??」と考えなおしました。


私でもなく、大人でもなく‥主役は「子供」


精油にこだわっているのって私なんじゃない‥?

それってなぜ??

アロマセラピストだから

協会に所属しているから

精油じゃないともしかしたら‥邪道なのかな?


この考えって全部「私」が主役になって考えている

だから喜びは自己満足の世界になってしまう

・・違うよね?楽しむのは子供だよね?お家に帰って家族で楽しむバスボムだよね?


なので今回は精油は使わない講座にすることに決めました。

その代わり子供が好きそうな香りを使います。

じゃあ私がこだわっていた気持ちは置き去りにする?

いえいえ‥

伝えることは香りだけではないんです。

視点を変えて、

”香りは想いでに残る”=嗅覚はダイレクトに脳に働きかける

しっかりアロマテラピー講座として「香育」として成り立っている

だから子供も楽しめて、私も満足できる、お互いが尊重された楽しい講座になる


しっかり「私らしさ」を出していける、

そんな講座に仕上げたいという思いがふつふつと湧いてきました。


誰に重きを置くのかは大切ですが、そこに自分の気持ちもしっかりのせて

自分の気持ち、これまで自分が確かだと思い築いてきたこと‥

その思いを蔑ろにしないこと

そこが大切なことなんだな‥と気付いた私です。




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