手放すって言われても、そんな簡単じゃない
- Eri Tamura
- 2月6日
- 読了時間: 2分
「手放す」「解放する」「自由になる」。
そんな言葉をよく耳にしますよね。
何かを相談すると、
「前を向いて歩いていこう」
「過去にとらわれないで」
そんな前向きな言葉が返ってくることも多いです。 その言葉を聞くたびに心がざわついて、
「私って前を向いて歩いてないんだ・・」とか
自分を卑下したり責めたりする方向にいくことがこれまで沢山ありました。
でも、私自身も、ずっとそう考えてきたんです。
もしかしたら、以前の私も同じことを言っていたかもしれません。
ある講座で、「手放すって無理なことなんですよ」と話されていた方がいました。
その言葉を聞いたとき、いろんなことを考えました。
手放すことは「無理」かもしれない
自分と向き合って、対話して… ふと気づいたんです。
「手放すって、そもそも無理じゃない?」って。
過去は変えられないし、 そのときの自分も変えられない。
思い出すたびに気持ちが沈んで、 また自分と対話して、
少し前を向いて、 また落ち込んで… その繰り返し。
ぐるぐる回って、抜け出せない。 手放せない。
「過去は過去、今は今、未来は未来」
頭では分かっているのに、心はついてこない。
だから私は、 向き合って、対話して、受容して…
その先に、ほんの少しだけ
「今の自分でも、まあいっか」
そう思える瞬間が訪れる。
今の私は、その繰り返しの中にいます。
もし本当に手放すことができるなら、
こんなに悩んだり、落ち込んだりしていないはず。
向き合うのは疲れるけれど、 悩みや思いが頭から離れることもない。
だから今は、 その思いを自分で癒して、
抱きしめてあげることしか できないのかもしれません。
でも、もしかしたら、 それだけで十分なのかもしれない。
そう思えた自分を、そっと褒めてあげたいです。

田村えり



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