母の優しさに気づいた瞬間
- Eri Tamura
- 5月1日
- 読了時間: 3分
我が家には、眠っている石油ファンヒーターがあります。
まだとても綺麗で使えるけれど、今はもう必要なくなりました。
捨てるにはもったいないと思い、
実家で使ってもらえたら無駄にならずに済むと考えて、母に相談しました。
母は「持って帰っていいよ」と快く言ってくれました。
優しい返事に安心しながらも、
もしかしたら気を使っている?ような‥そんな気がしたんです。
いつもなら、母の優しい返事を鵜呑みにしてしまうのですが、
なぜか本当の気持ちを知りたくなりました。
その時、たまたま、父ともメールをしていたので、
父にもファンヒーターの件を聞いてみることにしました。
父の答えと母の本音
父に石油ファンヒーターのことを聞くと、「あるからいらない」とあっさりした答えが返ってきました。
そのことを母に伝えると、母は「やれんね。(まいったね)」と一言。
その短い言葉から、私に気を使っていたことが伝わってきました。
母は本当は必要ないけれど、私が困っている状況や、
私の気持ちを傷つけないようにしてくれていたことに気づいたんです。
優しさの裏にある気持ちに気づく
このやりとりを通して、私は自分自身のことを思いおこしました。
私はこれまで、自分の気持ちを後回しにして断る言葉を言えなかったんです。
そういった断るような言葉をいうことで、
相手が困るんじゃないかな・・などといった思いが湧いていたんです。
もしかしたら、母は私と同じように、
自分の気持ちを後回しにして「いらない」と言えなかったのかもしれません。
母は相手を思いやるあまり、自分の本音を隠してしまうことがあります。
今更ながら、私はその時母の優しさに甘えて、
母の本当の気持ちを見ていなかったことに気づきました。
気持ちを伝えることの大切さ
母にメールで「ファンヒーター、いるか、いらないかで答えてね」と伝えたところ、やはり「いらない」という答えが返ってきました。
やっぱり言えなかったんだな、と気づいた時
母の気持ちに気づいてこなかった自分に対して、何とも言えない気持ちが出てきたのと同時に、母が本音を言ってくれたことに嬉しさを感じていました。
このやりとりは、私にとって大切な気づきの時間でした。
家族の間でも、遠慮や気遣いで本音を隠してしまうことはよくあります。
母の優しさは、私にとって大きな支えでしたが
同時に私はその優しさに甘えていたんです‥
家族や身近な人との距離感って難しいですよね。
そして、家族の傾聴も本当に難しいと感じています。
今回の件で、私はとても大切なことに気づくことができました。
これからは、母の優しさを大切にしながら母の気持ちを大切にしていきたいと思います。
そして、自分の気持ちも正直に伝えていけたらと思っています。
大切な人だからこそ、
お互いの気持ちを大切にしていきたい、そう気づける大切な時間を過ごすことができました。



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